福岡市東区のポルシェ専門ファクトリー ファクトリーナインインジェクターオーバーホール | 福岡市東区のポルシェ専門ファクトリー ファクトリーナイン

インジェクターオーバーホール

また間が空いてしまいましたが、インジェクターオーバーホールの続き。
 
 

すっかりキレイに噴射できるようになったインジェクターですが、
これをさらに、ひと工夫加えてみましょう。
 
 

キャップを2穴加工することで、さらに均等な噴射を狙ってみました。
見るからに効率が良さそうです。
 
劇的パワーアップしたりはしませんが、出力特性や燃費の面で
有利に働き、なによりも最小限の部品交換で済むということは
資源面やコスト面でも大きなアドバンテージがあると言えるでしょう。
 
 
さて、このインジェクターオーバーホールですが
気になる金額は
 
 
¥10,000/1本
 
2穴加工は¥2,000アップ
 
 
 
となっています。※インジェクターの脱着工賃は別途。
 
車両をお預かりしての作業となりますが、ご遠方の方は
インジェクターのみお送りいただいての作業も承ります。
 
適合車種その他お問い合わせはお気軽にどうぞ。
 
 
 
 

 

インジェクターオーバーホール

さて、この噴射にバラ付きがでてきたインジェクターですが、
これを修理しようとすると…
 
 
アッセンブリ交換(お約束?)
 
 
となってしまいます。
 
ちなみにインジェクタは964で¥32,000弱。
993は¥33,000強。
 
もちろん一本あたりのお値段です。
 
 
そこで、前出の
 

フィルターと先端のキャップを新品(専用品)に交換し、
インジェクターを超音波洗浄するというオーバーホールに
着目しました。
 
  
 
というわけで、インジェクターを洗浄し、フィルターおよびキャップを
交換したインジェクターはどうなるのかと言いますと…
 
 
 

 
あれ…?あんまり変わらない??
 
 
あ、これはオーバーホール前の写真でした(笑)
 

 
本当のオーバーホール後写真はコレです。
 
 

こうなります。
 
全然違いますね。
 
 
 
続く
 
 
 

インジェクターの…

間が空いてしまいました、申し訳ございません。
 
 

このパーツ、エンジンに燃料を供給するインジェクターに
付いているパーツです。
赤い方がフィルター、丸い方が先端に付くキャップです。
 
約8万キロ走行した911についていたモノですが、
よく見るとこのキャップ、中央部分付近が割れているのがわかりますね。
穴が二つ開いているように見えますが、上側が割れてできた穴なのです。
  
しかし、走っている分には特に不調と感じることもありませんし
明らかな性能低下が実感されるほどではありません。
 
 
ちなみにこの状態でインジェクターをテスターにかけてみると
 

こんな感じです。
 
特に左から2番目が顕著ですが、
燃料噴射にちょっとバラツキが見られますね。
 
この距離走ってこのバラツキ具合ならば軽症な方で、
この程度で済んでいるのが
「さすがポルシェ」とさえ言えるでしょう。
 
 
んで、この噴射のバラツキを修正してあげようというのが、
ファクトリーナインがご提案する
インジェクターのオーバーホールなのです。
 
つづく。

さて…これは…?


比較対象に1円玉を置いてみましたが、
果たしてコレは一体何でしょうか?

続く。

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